たけくらべのお気に入りの歌一覧
工藤吉生
妬ましく思う相手のおおよそが年下だった爪先を見る
3
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恣翁
凩に 三味線の音のきれぎれに 妓の嬌笑の 夜を籠めて冴ゆ
16
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舞
虚ろなる心埋めんとマグダラのマリアを求む偽りの街
11
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あふひ*・○・*
稲荷山南部見渡し御守りを火打石うち授与されにけり
12
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コーヤ
言の葉を重ね重ねて着た道をともに辿らん希望の道を
13
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コーヤ
淡淡と陽射し入りくる窓際に色香を競う椿ほこりて
17
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林林
少しずつ夢をかたちにしてゆこう木の枝が芽吹く支度している
21
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林林
石蕗の綿毛ほわほわ冬枯れの野に凩を待ちいでつるかな
19
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灰色猫
一匹の 蛍であった わたくしを あなたは優しく 包んでくれたね
26
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あふひ*・○・*
一通の不在着信告げている僕は今も元気なんだと
18
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舞
名も知らぬ丘へと立てよ我が墓碑は君へと遺す言の葉ひとつ
16
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千映
穏やかな大人の恋と見せかけて二人にわかる燃え滾るもの
14
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恣翁
輝きのなき夕陽なむ 煙るがに見ゆる冷気を 照らしたりける
19
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もり
仮の宿セロファンみたいに包まれてそれでは絹は紡げぬ 人は
5
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舞
若巫女の清らに打てる鈴の音に垂れる頭へ幸の降りくる
18
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工藤吉生
信号の青の男が横向きに点ってオレは真っ直ぐ渡る
5
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ゆりこ
いじめ受け俳句を詠んだ凛くんは中学生を過ごせてますか
20
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恣翁
散る花の幽き香り尋ぬれば 窓の上の額に 梅入りにけり
16
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夢士
七草の音の無き朝粥食みて子らに伝えむ正月行事
17
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葱りんと
鍋の中 米と七草 二色の美 茶碗によそって 色足し味足し
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