蔓葵のお気に入りの歌一覧
灰色猫
大切な自分らしさを脱ぐことが大人であるなら子供でいいさ
16
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林林
成人の日に働ける美容師さん二十歳だけれど式より仕事
15
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舞
静寂から雪降る音のかそけくも降り積み来たるこの夕べかな
11
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へし切
「おはよう!」と行合ふ人に 元気よく 春の陽射しに笑みがこぼれる
20
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横井 信
強風に震えた夜に抱きしめた腕の中から逃げる温もり
14
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夢士
吾はゆく頬こわばらせ睦月の夜一万歩めざしほろ酔ひ歩く
13
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千映
母の身の一部になりて補聴器は母なき今も捨てきれずいる
12
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うすべに
七草に 間に合ったなと雪化粧 得意な顔で愛宕山迫る
12
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林林
全力で拒否したいけど君からの善意の嵐に話だけ聴く
13
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名鈴
唐土の 命長さの 故事に 因みて今朝は 七草の粥
15
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灰色猫
美しいものに会うたび切なくて世界に君がいるからだろう
17
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横井 信
まだ早い朝を見守る街灯の明かりの中で踊る雨粒
19
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へし切
名にし負ふ 花ぞめでたき福寿草の 君のしあわせ 祈る初春
19
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灰色猫
丁寧に育てたはずの冬大根今年も父に遠く及ばず
19
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へし切
お互いに遠く離れて暮らしても 孫がつなげる 親子の絆
21
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滝川昌之
珍しい酒の瓶など捨てられて集積場に名残る年越し
24
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滝川昌之
まだやっと成人式は登山口 難所急所はその先にある
25
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横井 信
読み終えた本を閉じれば夕暮れに不意に聞こえた鳥の羽ばたき
14
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へし切
越前の荒ぶる風に耐えて咲く 人も斯くあれ 水仙の花
26
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灰色猫
また今日も友らは夢を追うのだろう本へと逃げるぼくを残して
19
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