名鈴のお気に入りの歌一覧
江儀
垣の外の萩の枝葉に置く露を吹き払ひぬる秋の初風
3
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コタロー
クーラーの眞下に坐り堂々と風に吹かれるうちの虎猫
10
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KEN
くくみらの 花ほの搖れる けはひして 秋のはしりを 探すひざかり
11
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コタロー
外に出れば一氣に降りぬ蝉時雨傘を差せども漏れて濡れたる
6
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び わ
教えらるコロナ先生人間の生活管理生きるマナーを
7
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青き銀椀
殘る月泣けるかなもしかがよへば待たずなりゆく有明の空
9
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山崎ふゆ彦
仰向けになって死を待つ蝉の目に短い生へのなごりの涙
5
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樟明子
ずいぶんと長く生きてゐる今ごろになつて氣づゐた息することを
6
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葭堂
朝露の 玉に透け入る 山の端を 今年は遠く 思うのみかな
7
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ななかまど
向日葵の十万本に見つめられ黙の重さにたじろぎており
16
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滝川昌之
駒板のずらしと弾む包丁と蕎麦の香りは切り角に立つ
21
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夏深
閉ざされて思い募るや旅路へと浮かび来は我が奥の細道
3
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可不可
珊瑚のロザリヲみたい カラスウリ 検索したら 妖しい華
7
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秋日好
雷鳴が轟き雨が上がったら青空の中君は昇った
13
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秋日好
浅い息合間に口唇動かして告げた言葉は私の中に
14
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樟明子
夏雲の光を放ち湧き上がる白きを見ればざわつく心
3
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うすべに
まだ酷暑 立秋告げた法師蝉 暑さ避けてか真夜中に鳴く
5
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江儀
秋川のすみなす庵のひとり居の吹く初風を夢におぼゆる
4
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水紫
見上げても何にもならない窓の外恋い慕っても来ない寂しさ
4
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樟明子
パタパタと跳ねる足音響きをりこどもの元氣微笑む心
3
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