灰色猫のお気に入りの歌一覧
あふひ*・○・*
舞鶴の大海原と父の手と微熱浮かされ夢に見るのは
11
もっと見る
コーヤ
移りゆく季節の彩り花もまた楽しみつ過ぎ心豊かに
16
もっと見る
コーヤ
娘ごの微笑み見せる山茶花の静かに揺れる姿見つめり
15
もっと見る
葉多村集光
前日は仕事の無さを嘆けれど翌日多忙くたくたになる
4
もっと見る
千映
みちのくに長き住みたる吾の耳に関西ことばの早く聞こえる
18
もっと見る
詠み人知らず
一年を隔てて父が集めたる 正月にさえ 帰らぬ家族
23
もっと見る
林林
喪中葉書 受け取る方の身に何も起こりませんよう祈りつつ書く
17
もっと見る
らぷみ
恋ではない 恋ではないがやはらかき声を風呂場で思い出す人
7
もっと見る
らぷみ
あの人が何十人と死んでいる妄想だけが息づく車内
4
もっと見る
右島絵莉
あしひきの山住む鹿は泣き暮れぬ我のこころとともに鳴くめやも
5
もっと見る
桐生賄
エメラルド 我の誕生石だけど 高價だからと 畫像で我慢
9
もっと見る
右島絵莉
白妙の霜が降りたか住む家に草も枯れるか嗚呼冬が來た
4
もっと見る
野々花
水溜まり幾つか残し雨あがり今日は一日穏やからしい
11
もっと見る
ユキ
寒空にまだ見ぬ人のぬくもりを求めて歩む落葉樹の道
17
もっと見る
詠み人知らず
土曜日は卵パックが108円 二手に分かれる 上手な家族
14
もっと見る
舞
ひと葉づつ彩り変えて落つ秋の果てて寂しき風の音かな
17
もっと見る
野々花
父母の墓石に供えていったのは人か小鳥か赤い実ふたつ
22
もっと見る
秋日好
異種共存できないのならこの地球砕ける刻は近未来だね
13
もっと見る
恣翁
燃えさしの燐寸の 水に消ゆる音の耳につくほど 静寂ぞ深き
21
もっと見る
まつり
このごろは雨が続いてきみ宛の手紙も増えてゆくばかりです
7
もっと見る
[1]
<<
3906
|
3907
|
3908
|
3909
|
3910
|
3911
|
3912
|
3913
|
3914
|
3915
|
3916
>>
[4551]