名鈴のお気に入りの歌一覧
舞
迎え火も送り火もなく亡き人の思い出のみを偲ぶ盆かな
11
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KEN
こおろぎの 初音に濡れて 昇るかな 秋の隣の 月と明星
14
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鴇乃
金盞花 別れの悲しみ抱きしめて 冬は越せども夏は迎えず
6
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横井 信
八月の夜の河原のせせらぎに暗く沈んだ夏の流星
15
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うすべに
軍服が窮屈そうな若い祖父 セピアに褪せて語り始める
11
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横井 信
まだ夏の香りをのせてゆく風に河原で聞いた秋のささやき
12
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うすべに
彷徨えば心のすみの暑い夏 夢の居場所をまだ探してる
9
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滝川昌之
一員のお前も盆に帰り来る犬小屋跡に灯す線香
19
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高松 蓮
新聞を 買いにまた出る 黄昏の 風やや涼し 終戦記念日
5
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樟明子
わしわしと小さな口でうりは蟲南瓜の花に穴を開けてく
3
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蔓葵
夏はまだ暮るるともなき空蝉のなみだ添へつつ露の奥つ城
6
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蔓葵
あはれ昔いくさは果てて玉鉾のおさまれる世の道ぞはてなき
6
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ななかまど
里にさき里に散りゆく山ざくら異国に祖父は七十五年
13
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みのる
かの日々の拙き正義批判せる若き友あり 黙すよりなく
4
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灰色猫
一匹とまた一匹と拾つては壺に收むる空蝉の夏
19
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水紫
会うときに贈る一首はラブレターあなたに届け私の想い
5
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水紫
気落ちする曇り空にも晴れ間できる時折届く君からの文
5
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ながさき
ほとばしる 生命の叫び ここにあり 未来永劫 この道を征く
12
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稲千代
たひらけき浦やすくにに眠りたる幾多の御霊いかで忘れむ
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青き銀椀
坊様も呼ばずに母の家訪ひてわれ経唱ふ盆深まほし
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