河のほとりのお気に入りの歌一覧
光源氏
限りあらばせめて咲きまし梅の花袖の別れを惜しむゆふぐれ
11
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詠み人知らず
奥歯噛みズレた歯並び舌足らず溜めて悔しさ泣いて踏ん張る。
5
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まるえふ
幸せを分け合い苦しみ分かち合うだから僕らはここに集まる
19
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紫苑
志はたさぬままに戻りえぬふるさと思ふゆふぐれの空
19
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紫苑
酸模を噛めば兆せるかなしみよ背を追ふひとの唐桟の裾
5
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みやこうまし
梅園に紅白混じえ梅の花こもごも咲けり三寒四温
15
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あそびくも
道すがら春のにほひの風うけば君が手をとりゆるゆると行く
22
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紫草
白辛夷戦う準備はできました 空の青さの証明のため
11
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紫草
つくづくとお世話になったと云いし姑 今日も五回のお礼を述べり
6
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紫草
春めいて駅の階段小走りで スカートの裾吾れは揺らせり
16
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芳立
「会社から出たところです。まゆ」のゆの字にそつくりなエンゼルフィッシュ
15
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芳立
薄氷のゆるび結びてまたとくる春の倭文糸ひとはよるらむ
15
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紫苑
青き香をはなつ酢橘をてのひらに包めばひと日華やぎにけり
14
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紫苑
真直ぐなる鎖骨もてわが賊が家の柱とせむか春嵐吹く
7
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さる
縁側にさしこむ光あたたかく老いのふたりをつつむがごとく
16
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市川ありさ
おとといの君の言葉を咀嚼する朝の明るいニュースのなかで
10
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ゆうくん
水墨を 水彩の絵に 染めていま 風の絵筆が 春を描いて
5
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詠み人知らず
サッチモの似合う土曜の午後二時の 濃いコーヒーにリズムの波紋
19
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中村夜
あの人はひどい人だと言う君はどうしてそんな優しい目なの
3
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中村夜
今すぐにあたしを食べて心臓の孤独の果てまで味わうように
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