河のほとりのお気に入りの歌一覧
希
人は来てまた去っていく三月の雨がやさしく降り続けている
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横雲
啼く声の梢にあれど春しぐれかすむ夕べの色の融け行く
7
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舞
梅一枝つぼみて咲かす雨弥生滴たり落ちる春ひと雫
9
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工藤吉生
万札の風呂で笑った彼はまだブスと一緒にいるんだろうか
6
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もち
夕焼けの堂々たるああ美しさ明日に希望を燃やせ燃やせと
3
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七生
春色のガーベラにまだ向き合えず斜に生けたり卒業の夜
11
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芳立
でも人は目覚めるだらう使ひ捨てアイシテヰルが売り切れる夜に
6
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詠み人知らず
往きずりの少年と睡む寝台に花もなくば阿芙蓉に毒され
1
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蕗子
雛箱の隅で無邪気に笑ってる何にも知らない去年の私
6
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詠み人知らず
乾酪含める咥内に垂乳根の乳房あり情婦を想う青年の密か
1
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もなca
うたのわの三十一文字の言の葉はきらり光りて我が胸を打つ
6
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あそびくも
つぎはどの別れの袖ををすすぐのか頬をかすめる優しい雨は
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七色コイン
歌詠みが全く歌わない日はね 極彩式の夢の中なの
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七色コイン
構わない。何かが狂い咲けれども、僕は狂っているのだからね。
4
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光源氏
散りみだる花のまがひに袖は濡れ月影寒し春の山もと
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浅草大将
積む雪は藪をことごとたわむれど徒に聞かせぬ竹の下折れ
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浅草大将
行くならばかくもながとの夏よりも秋よし台に風の立つ頃
7
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浅草大将
君が代や千代の巖にむす苔も枯れつ芽吹きつ万つ代までも
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浅草大将
風のままきのふはひがし今日は西洋上なにか孤舟愁ふる
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光源氏
梅が枝に風や吹くらむひそやかに返す返すの香りを殘し
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