澤木淳枝のお気に入りの歌一覧
山桃
白妙の衣ほしたり夏銀河天に三角地にも三角
11
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山桃
朝霧の八重の雲ゐをぬぎ滑し天の水色こぼるるばかり
18
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浅草大将
子守唄声も押してる浪花ぶしうなる一節に寝ん寝んころり
11
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芳立
小夜ふけてわが身にさせる街の灯の矢もやはらかき雨あがりかな
17
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平 美盛
澄みわたる 水面に映る 鹿苑寺 神々しきは 逆さ金閣
4
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卯月
われわれを殺すあなたを愛します犬の少女の革命の歌
5
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卯月
南極の門の向こうの空を舞う妖精に問え敵は何かと
7
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光源氏
うづもれし詩歌に命を吹き込んで皆の心にとどけるうれしさ
23
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紫水大夫
かへで葉のあかは端よりはじまりて 秋にむかへりふみつきのあさ
10
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紫苑
残照をおくりてしばしゆるされぬさざめきに染む蒼きおとがひ
17
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ゆき
「死ね」なんて言葉があるから悪いんだ 文字数増やせば 言わなくなるかな?
2
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ゆき
真っ直ぐな瞳で二択を迫られる仮初めの恋か 始まりの終わりか
7
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詠み人知らず
妬けるほど長きにわたり会話する 鳥の囀り聞き入る夜明け
7
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詠み人知らず
念入りにメイクに時間をかける娘よ 素顔に勝るものはないのに
5
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詠み人知らず
ぽきぽきと乾いた枝の折れる音 変わらぬ意志を告げられし夜
3
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比良の風
音無の瀧はしづけき雪道をつなぎし君の手のぬくもりよ
11
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ゆびきゅ
弱虫で邪魔な理性をくしゃくしゃに丸めて捨てて 君に死にたい
36
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光源氏
怒れども常識といふ言の葉の意味さへ知らぬことが常識
18
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芳立
あかねさす日の入る海にむらさきの君ふる袖をひとりまつ風
29
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シュンイチ
ひそやかなIFを残して去っていく君の行方をぼくは追えない
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