名鈴のお気に入りの歌一覧
桜田 武
孫帰り虫かごに残るバッタのこと「ご苦労さん」と野に放しやる
13
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舞
ひと夜見る夢のはざまのまぼろしと知るとも愛し君の言の葉
9
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灰色猫
擦りむいた傷の分だけ人間にレベルアップをしているようだ
10
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水海はるこ
最強の私を作ったのは君で最弱の私を作ったのも君
8
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水海はるこ
私ってこんな形をしていたの?あなたに抱きしめられて知ったよ
8
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青き銀椀
風ふわりとまるとんぼに夢ひとつふたつみっつと秋の増えつつ
13
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青き銀椀
ありあけを待ちつつやがて新たなる一日問はば秋の兆しす
10
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ラベンダー
吾には無い 夫の人柄の しなやかさ 嫉妬などせず 素敵と思う
10
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ラベンダー
おばあへの 感謝を込めて 顔埋め 感ず最期の 命の温さ
11
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falcon
君しのびひとり登れるふるさとの丘に血染めの雲吐く夕日
10
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うすべに
百日紅 涼しい顔がにくらしい 熱い風にもどこか爽やか
7
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艸介
知つていた夕立に濡る忘れ傘 明るき天に狐嫁入る
2
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艸介
碧き穂を揺らして渡る湿風に足を速める 耳に遠雷
3
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里香
これからもずっとあなたに寄り添って 隣を歩いて行くはずだった
5
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灰色猫
ひぐらしの声を聞いてはなりませんあれは死霊の歌なのだから
13
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河のほとり
夕されば風も涼しき峰々をめぐりて雲の行くがしづけさ
12
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滝川昌之
暑過ぎて引っ込めようかと戸惑いの芒の穂先の早秋もあり
19
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ななかまど
光年という永久のきらめきを星はかかえる新月の空
10
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青き銀椀
吾が魂のありありとして新月の空深むるを今宵とは見む
14
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恣翁
秋立つも 高き陽 部屋に入り込みて 残暑の未だ去りやらぬ夕
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