詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
淑乃さと鹿
フランクに かつ唐突に 告げられた 友の余命に ただ座りこむ
10
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聴雨
燕の切りとる空を貼り合はせ文したためて風にたくさむ
12
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石川順一
石の道登れば落ちぬ様にする緊張感が自信を覆ふ
10
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夢士
蒲公英の綿毛まあるくそよぐ風真綿の野原 も少しこのまま
12
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聴雨
魂きはる命毛に棲む師の息に触れてし見れば時を忘るる
9
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翠燕
貧しくも 温情なること 大切と いくら粧せど 心にかなはず
17
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秋日好
これでもか 畑半分耕してソラマメ植える 居座ってやる
10
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葱りんと
真夜中に 他人と結んで 息を吐く パソコン上の 言葉の愛撫
10
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秋日好
ヴィオロンの音さえ逆撫でする夜は何かに熱中しないと危ない
17
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び わ
椿咲きチュウリップ咲き木瓜も咲き桜満開天国のよう
5
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深谷真雪
眠れずに夜の窓辺を見上げればあちらも一人ここを見ている
10
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舞
追憶の流れを掬うひと雫消え落つひと間疼く君の名
8
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横井 信
堤防に舞う花びらに託された幾多の想い何処へ向かう
10
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浅草大将
天つそら満たす星かと咲く花の言の葉かげに何をつつしむ
10
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滝川昌之
大海へたどり着けない大勢の淀みで溜まり眠る花弁よ
18
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灰色猫
凶暴な子猫のままで生きてゆく麦茶のパック破るくらいの
18
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このは
ひとりみる嵐のあとの波しぶき心の声に耳かたむけて
12
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石川順一
ハナミズキピンクや白の花付けるケヤキも若葉を茂らせて居る
15
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詠み人知らず
吹き渡り光降らせてゆく前のブルーグレイな曇天を飼う
8
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ななかまど
お母さん創作ノート有りますか黄泉の国にて歌詠むときの
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