詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
バロンマン
お社も木陰に憩う炎天の人影もなき狛犬の庭
13
もっと見る
バロンマン
庭先に黒揚羽一羽飛来せり蜘蛛の巣を縫う危険飛行で
14
もっと見る
可不可
人けない頃みはからひ神様が自慢の番犬はなつドッグラン
9
もっと見る
滝川昌之
病院の談話室には「雲の名」という本在りて徒雲(あだぐも)を知る
24
もっと見る
滝川昌之
色艶は雨の盛りに過ぎてなお褪せて気高きあじさいの花
28
もっと見る
灰色猫
反目し不肖な我を叱咤するそのひたむきな声を忘れず
40
もっと見る
灰色猫
亡き父の遺影の写真を探せどもいつでも父がシャッター役で
40
もっと見る
幸子
阿波踊り一緒に阿呆になりましょう おれもおれもと沸く祭の輪
17
もっと見る
バロンマン
炎天の八月の空を思いつつブラスバンドの応援歌を聴く
13
もっと見る
へし切
大雨の中で酒盛り なに楽し 民の苦しみ 酒の肴に
30
もっと見る
滝川昌之
被災地の対策練るのは会議室 汗に渇きに触れぬ識者が
29
もっと見る
横井 信
穏やかに広がる緑見下ろして鎮守の森に蝉しぐれ聞く
14
もっと見る
灰色猫
奇跡など起こりはしない焼き場にて儚き蝉のひたむきを聞く
57
もっと見る
KEN
武士の無念の焰忘るなと埋もる壘に眞赤の薔薇
14
もっと見る
ななかまど
山百合に丸花蜂の通いくる野の音として耳応えたり
15
もっと見る
松本直哉
うみのいろはかなしみのいろ水葬のしぶきのきゆるなみのまにまに
4
もっと見る
舞
前線はオホーツクから大雪を越えて降らせる涼やかな雨
14
もっと見る
千映
タラタラと流れる汗の気持ちよさ生きてる証拠夏に乾杯
15
もっと見る
夢士
太古の実薬師の池の花開く大賀の蓮や文月の声
21
もっと見る
横井 信
楽しみな休みの前の暑い夏要らぬ忠告いつまで続く
12
もっと見る
[1]
<<
380
|
381
|
382
|
383
|
384
|
385
|
386
|
387
|
388
|
389
|
390
>>
[670]