河のほとりのお気に入りの歌一覧
風蘭
導きがあるときにだけ降ることば光あるほう向くフリージア
26
もっと見る
もなca
遠き日の学び舎の窓うかびくる あの日も見ていた散りゆく桜
12
もっと見る
もなca
誰がために粧う花や朝露の光まとゐて色うるませり
9
もっと見る
もなca
散らかった思い出たちを整理して背すじを伸ばしたくなる四月
29
もっと見る
もなca
吹きだまりの花を掃くひと黙々と人影のない葉桜の下
16
もっと見る
舞
肩揉めと幼き吾れに背を向けて酒呑む父の墓石冷たく
14
もっと見る
只野ハル
佐保川の堤を埋める菜の花を見ながら君と歩いてみたい
4
もっと見る
幸隆
無力さを呪い大人になりたいと願ったあの日となぜ変わらない
6
もっと見る
本間紫織
秘めた恋ばかりしているせい ひとり「開」を押す時ふるえる指は
5
もっと見る
紫苑
ポケットに苺ミルクがふたつある ネックラインを風がくすぐる
3
もっと見る
いちにのパッパ
誰も居ぬビルの谷間の夜桜よ宴の後は我もひとりさ
2
もっと見る
三沢左右
飛び石を渡る子らあり瀬に寄する桜の橋を踏み歩くごと
12
もっと見る
三沢左右
うすくれなゐ 風に揺らるるよろこびを酒に浮かべて今こそ酔はめ
15
もっと見る
風蘭
封印をしていたはずの扉からここを出してと声がきこえる
9
もっと見る
菱谷真青木
行けるんかなあ、届くんかなあと考えて夏の月から雫が落ちた。
4
もっと見る
みやこうまし
散り初めし桜花びら背にのせて共に歩めり別れ惜しみて
13
もっと見る
しづく
動物をみつめるときのまなざしが僕に一番必要ってこと
2
もっと見る
しづく
最後までつきとおしてよ嘘ならば貫いたまま世界を閉じて
4
もっと見る
工藤 琴子
見たくないものを防いであけるたびかなしみのせておちてくまつげ
5
もっと見る
風蘭
春の日に光まばゆく反射する白いスカート包む予感が
12
もっと見る
[1]
<<
367
|
368
|
369
|
370
|
371
|
372
|
373
|
374
|
375
|
376
|
377
>>
[452]