弥栄成就のお気に入りの歌一覧
舞
蛙らのおどろおどろに夜の底聞こえきたるよ夏風物詩
8
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名鈴
若人の 鄙の別れは 常なるが 縁忘れぬ 便りは嬉し
13
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横井 信
雨だれをすっと横切る梅雨ツバメどこまで行ける夏の冒険
11
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うすべに
どしゃぶりの雨振り飛ばす蜂のはね 蜜を集める色あせた花
9
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夕夏
ちすいだむが他目的だむにおおまちがいりすいじぎょうにながさるる
4
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夕夏
からっぽにできないちすいだむなんてあってもむだだりねんほうかい
6
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詠み人知らず
いつかまた 会えると信じ 深く礼 原爆ドームの 悲しき姿
7
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ケンイチ
回線もパソコンも不調ってことにして迂闊に風邪と言えぬこのごろ
10
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コタロー
梅雨晴間一年生はカラフルな傘を廣げて笑つてをりぬ
9
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コタロー
梅雨晴間池の周りに生茂る草花たちはぐんぐん伸びる
5
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コタロー
梅雨の日のステイホームは寂しくてオリビア聽ゐて癒されてゐる
8
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コタロー
雨の中濡れて咲きたる紫陽花をでんでん蟲が慰めてゐる
9
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灰色猫
白竹をまず掘るところから始まった幼い頃の七夕の日
13
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び わ
天の川水が溢れて虚しくも愛する人にあえず悲しき
6
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舞
苦酒に生きくる憂さを浮かべては旨しと呑める背を丸めつつ
7
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只野ハル
電子レンジのドアガラスに写るウエストの向こうでお皿が回る
7
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あかつき
電話越し伝わる笑顔「さすけねえ」祖父の声聞き心晴れゆく
11
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KEN
この雨に 何消し去らむ 忘れ草 年古る毎に 荒ぶ心の
11
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灰色猫
卒業の記念にバイクで旅をした琢磨の川が牙をむくとは
12
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名鈴
不孝なる 子を持つ母は 災ひに 胸拉がれど 一人ただ耐ふ
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