詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コタロー
すたすたと音も立てずに野良猫は次なる場所へ道路を渡る
9
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コタロー
朝ぼらけ鳩が首振りゆつくりと横斷歩道の眞上を歩く
4
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原磯絵馬
したいのもしたくないのもしないのもするのもなにもかもがわがまま
6
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詠み人知らず
人なくて夏草しげるあずま屋の夜空のむこうに花火が見える
18
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千百
蓮の葉を 転がる雫が 私なら ためらうことなく 誰よりも早く
11
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詠み人知らず
今にして思えば馬鹿な恋だった馬鹿じゃなければ愛せなかった
8
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詠み人知らず
上機嫌それがもたらす幸福を小さき獣は教えてくれる
7
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可不可
アホやなぁ バカって事?イコールやないな ギスギスしない君のアクサン
9
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千映
蝉の声すっかり消えてこれからはしぶとい蚊との戦争になる
11
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とくさんでーす
秋の夜は涼しいけれど物悲しあの夏の夜を思い出しつつ
5
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フラミンゴ
言ってないことも見せない顔もあり知ったつもりの何も知らない
8
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フラミンゴ
いくつかの偶然に酔い運命と調子に乗って躓きまして
10
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フラミンゴ
ふしだら と 言われた気がして顔を上げた 先週と同じ 赤い半月
7
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河のほとり
村雨に袖の露けさまさりつつ一人ながむる暁の窓
15
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コタロー
雜種犬近所の家の柵越しに撫でてあげれば瞳を閉ぢる
12
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詠み人知らず
のしかかる夏の電気の請求書年金暮らしの財布に重く
15
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Chico
刻み來し不帰投点を空にみつ みな 己がじし流星の雨
29
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恣翁
暮れ切らぬ空を映して 川下ゆ 水面の光 遡り褪す
22
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野々花
モナリザに習ったような微笑みの母の遺影に届く冬の陽
106
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舞
幾億の光年の星ともる夜にひとりのひとを愛す不可思議
11
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