へし切のお気に入りの歌一覧
みなま
冴えざえと冷える朝の空気にも時は満ちたり秋明菊咲く
10
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朝がお
青空に何もかもが吸い込まれ自分までもが洗濯物になる
4
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詠み人知らず
野良猫に親しく語りかけれども 不機嫌に去る高貴な速度
13
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inosann
大雨の昨日に受けし注文が心に沁みる青天の下
20
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紫苑
みみせせに寄するさざなみあしのねの夜のいりくちにたたうを解きぬ
5
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河のほとり
秋萩の知られぬ色かにほふらむ野に立ちわたる霧に隠れて
15
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五穀米
密やかに己が十字架仰ぎ見てここより他に死ぬ場所はなし
3
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朝がお
恋重ねいつしか君は妻になりネイルの色は薔薇から去りゆく
4
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舞
酔うほどに愚痴を呟くクダラナイ吾れを笑えよ葉隠れの花
9
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結美
恋を終えた女の子は皆凛々しくて頬に涙の影をかくして
5
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横雲
しぐれつつ柞紅葉の薄く濃く色に濡れなむ森下草も
6
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芳立
われもなほ惑ふ四十路かコンビニの深夜バイトの同窓生よ
10
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幌深歩露
言えないと聞けないの狭間でやじろべえみたくただ揺れているわ
8
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まがね
胸よりのお腹の辺りがきゅんとする秋は切なさ増す季節なの
5
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南美帆
二人して恋の淵にぞ飛びこみし溺れながらに手繰り寄せあう
5
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薫智
さびしくて寄り添ったっていいじゃんか傷のなめあいだとわかってる
11
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ビビ
言い出せず うなじのあたりで留まった台詞が膿んでこじれる頭痛
14
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春咲
気のままの 独楽吟と 思ひしが 守る人を知り 眼心温とし
6
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詠み人知らず
濁悪の世間に咲いた幸福は清らかすぎる君の心か
7
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詠み人知らず
法面の枯木は腕を天に向け 亡霊のごとぞわりと揺らぐ
9
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