青き銀椀のお気に入りの歌一覧
コタロー
華やぎは消えて自宅を出られぬもネット繋げば「うたのわ」の咲く
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舞
前線は逆白波の海峡を超えて桜は松前に咲く
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うすべに
暮れる春 雨に褪せゆく花むしろ 寝起きの蟻がゆっくり横切る
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横井 信
なにもないそんな気がしてゆっくりとただゆっくりと夢からさめる
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ななかまど
返信に「あざす」の文字が届きおりこれは新語かスマホでググる
11
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灰色猫
愛よりもきれいなものがこの星に進化史上にあってたまるか
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KEN
昨夜の雨 重き風さへ 糧として 路の槻の 木靈目覺めん
10
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天鳥
いにしえに栄華きわめた藤の花今も栄えり主亡き庭
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祈り花
むらさきの花の妖精カタクリの風にいふらり咲ゐて儚し
8
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祈り花
雨に濡れ落ちる椿の色彩く人世の無情哀しむ無かれ、と
5
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祈り花
鈍色の空の下にも木蓮のさやけき姿明るく照らす
8
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祈り花
木蓮の花びらはらり重たげに散り初む弥生雪降る如し
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横井 信
遠ざかる線路の響き水鳥の歌声つれて歩くあぜ道
14
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灰色猫
稚鮎釣り釣れた釣れたと楽しげに子供の声の響くせせらぎ
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灰色猫
さらさらと流るる春の犬上の川で戯むるきらきらの鮎
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名鈴
音に聞く 籠り居る日の 菓子作り 我もしかなむ 粉を押し練る
10
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夢士
日暮れ時「いい声だね」と親子づれぶらりぶらりと里山の路
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滝川昌之
惜春や 媼 眼に湛ふ海 褪せぬ記憶は蒼(いろ)に波(おと)にと
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夢士
公園で遊び疲れし親子ずれ子はママの背に荷はパパの背に
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ななかまど
たかだかと空の青さを告知する春の雲雀が点になりゆく
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