あぶくのお気に入りの歌一覧
灰色猫
永遠に続いて欲しい希求すら残酷に斬る時の流れは
16
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舞
ゴブリンやエルフら棲まう故郷の訛り懐かし夢の停車場
10
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び わ
ありがたき医者精魂を傾けて病み苦しむ家内を助け
9
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葛城
さめざめと歎くがに降る雨脚に默し耐へつつ卯の花朽ちぬ
11
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桃山
大きなる八つ手の葉陰にとどまりて青蛙じっと雨宿りかな
10
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やまざくら
山深き 父母の奥津城 寂として 山桜散る 吾が心にも
5
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やまざくら
健やかに みどり児生れし 麗らかな 春の朝の 光あふるる
7
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名鈴
片敷きの 嘆きを幾度 重ぬとも 長かる夜こそ 明かし難けれ
11
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篠崎塔子
思い出は ツイッターにも 埋まってる 探していたもの 貴方じゃないのに
6
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橘
美しい五月を設ける為に降ると思えば今日の雨も素敵さ
10
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水紫
雨降りで部屋籠りするジーダブリューひとりのお供に茶と雪の宿
4
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トウジさん
漫ろなる雨は侘び人繕ふや聴入る陽水 ああ 傘がない
5
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滝川昌之
山手では貨物船さえ泡の中ソーダ水から海を覗けば
17
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横井 信
満月の明るく照らす帰り道砂利を踏みしめゆっくり歩く
12
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灰色猫
止まらないこのトキメキをどうすれば近くて遠い大好きなのに
13
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柊+
しづやかに菖蒲を染めて糸の雨 春が佇む八十八夜
12
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へし切
花水木はや咲き初めて世の中は時知り顔に夏の色なる
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千葉 甫
虚しいと思う日のある安らぎを覚える日のある似通う日々に
4
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松本直哉
きみの手にみちびかれ入る深き森くらくしめりてほのあたたかく
4
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ななかまど
躓くという字を作る足と質やはりそうかと転びし後に
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