炭酸水のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
太陽の熱が半端に強くなり 暖房したり 冷房したり
18
もっと見る
餅野ロン代
撫でたあと指の轍ができている砂漠にひとり、横たわる春
9
もっと見る
葱りんと
自転車で 春風受けて 心地よく 仕事場にただ 向かうだけだが
16
もっと見る
夢士
菜の花の咲き乱るるや利根の原空行く雲に君の面影
31
もっと見る
ゆりこ
ぼくにだけそっとおしえて遠視って空がとおくに見えるんだろう
15
もっと見る
舞
曲がりゆく背中哀しく縮みゆくその背も寂し母と歩めば
23
もっと見る
白井浮雲
咲き遅れ気になっていたあの桜一つ二つと花開かせる
11
もっと見る
松本直哉
この世をば仮の宿りと思ふらむなきつつかへるかりがねの群
9
もっと見る
有賀亭小太
ひとり寝は時きざむ音うるさくてきみのいびきのなきぞさびしき
5
もっと見る
月虹
寄せた頬に朝の唇降りてくる優しく揺らぐ春のさざ波
29
もっと見る
千映
冬眠から覚めた気分で部屋の中春向きしつらえ新鮮に見え
12
もっと見る
リクシアナ
悲しくて力いっぱい描き殴るジェッソの重さに君が遠退く
15
もっと見る
有賀亭小太
荷崩れを直し直しつ妻ともに越えてゆきたし老いらくの坂
16
もっと見る
林林
根が伸びて水栽培を卒業し土にて咲いた葱坊主かな
22
もっと見る
有賀亭小太
ちはやぶる風神雷神寝てたまへ桜咲きつる刹那の間のみ
7
もっと見る
ミミンガ
仏壇の花を一輪コサージュに足して出かけた卒業式に
26
もっと見る
沙久
昔という貯金を崩すかのような会話をしている己に危機感
10
もっと見る
リクシアナ
雪残る青い夜明けにキタキツネ急ぐ稜線日の出ぬ前に
21
もっと見る
海恵ふきる
やわらかな桜の木漏れ日掌に受け鳩もまばたきすることを知る
6
もっと見る
朧月
遠嶺のみどり艷めく春の午後薫風うまれ色解き放つ
17
もっと見る
[1]
<<
30
|
31
|
32
|
33
|
34
|
35
|
36
|
37
|
38
|
39
|
40
>>
[42]