あぶくのお気に入りの歌一覧
び わ
越えていく運転免許返上し安全の為生活を替え
5
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舞
誰がために残る桜か山桜誇ること無く見せんともせず
9
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名鈴
無償の愛 与えられるのは 子でなくて その不完全な 親の方だった
10
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葛城
打ち捨てて朽ちるべきまま置かれいしそを繪に納む農村の家
13
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只野ハル
白みゆく窓の向こうで小鳥たち囀り出せど目覚ましはまだ
11
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只野ハル
夏立つ日季節外れの雪降らすひとり遊びの夢見る小鳥
7
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河のほとり
春霞幾重立つとも君にやる心ばかりはへだてざらなむ
9
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河のほとり
くれなゐのつつじの色はいにしへを思ふなみだに染めましてけり
8
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へし切
君恋ふる夢に見ませばいくそたび夢の通ひ路行かましものを
12
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水無月
ひらひらと洗濯物をくぐりぬけ黄揚羽ゆきて初夏の風吹く
11
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蔓葵
八十島や真帆のはるかぜ吹きわたり花にこぎゆく海人の釣舟
13
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うすべに
風おこる 雲よびよせる霹靂神 早く帰れと人せきたてる
8
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横井 信
里山にそっとたたずむ山寺を風は抜けてく竹のささやき
12
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葛城
緑生う川邊にありて魚釣りし晩春の贅に一日を送る
12
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舞
久遠なる刻を環りて不可思議の今ある吾の眺める夕日
7
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桃山
まだ深き眠りの中の夫を残し一人楽しむモーニングティー
9
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雨夜
いくむすひ東雲色に花めける少女の行方つぐ薔薇ゐて
11
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音弥
薫風に青葉も盛る黒柿のそよぐを肴に呑むか昼酒
10
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千葉 甫
硝子戸の引き開けられて入ってきた優しい風と待っていた声
8
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千映2
人真似を嫌って生きる日々故に折り重なって華やぐ個性
7
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