幸子のお気に入りの歌一覧
コタロー
里山に雉の一聲轟ゐて靜まり返る五月の景色
12
もっと見る
滝川昌之
スニーカー洗って干せば夏空が裸足で来いよとビーチへ誘う
24
もっと見る
蔓葵
いたづらに夜な夜な名のる時鳥などか我が名は問はで過ぎつる
14
もっと見る
つちだゆういち
平成の陛下に詠う歌御会あの日なければ和歌に出逢わず
10
もっと見る
秋日好
電動の芝刈りコードと戯れる女を眺める男ありけり
10
もっと見る
青き銀椀
ゆふべよりのさみだれあとの霞む朝に花屋の出せる花の数々
14
もっと見る
さかさまぼこ
崖かけて滝のごとくに咲きなだれ紫煙る山藤の花
10
もっと見る
滝川昌之
風神様いったい何本ビニ傘を壊して路上に捨てるのですか
18
もっと見る
青き銀椀
湛へるに葉より一滴落ちゆくをさながら光る朝な眩しき
13
もっと見る
横井 信
梅雨前の暑くなりそな青空を見上げてなげくかえると私
11
もっと見る
可不可
カラフルなレインシューズやアンブレラ 自己満足だ 濡れて了へば
8
もっと見る
可不可
蟲メガネにフォーカスされる蟻の気持ち 紅く汗ばむ肌を這ひずる
7
もっと見る
可不可
五七五七七も浮かばない タラのシラコ煮みたいな腦ミソ
8
もっと見る
可不可
モロー描くサロメと同じポーズ 鏡に映して見るバスルーム
9
もっと見る
滝川昌之
風向きで潮の匂いのする窓は夏ごと錆どめ塗り直す窓
20
もっと見る
可不可
雨後の筍ぢゃなくて蟬ですか 私も夏休みフラゲしたい
5
もっと見る
滝川昌之
連なってバス横付ける歩道には赤白帽で笑む子らの列
17
もっと見る
露草
生き生きと喜怒哀楽を表して人間らしく生きた我が友
10
もっと見る
舞
なにをかに怒りを持ちて若者と呼ばれしころの吾れあらなくに
9
もっと見る
KEN
ま草刈る 闇の荒れ野の 不如歸 何を乞ふらむ 天の御船に
12
もっと見る
[1]
<<
28
|
29
|
30
|
31
|
32
|
33
|
34
|
35
|
36
|
37
|
38
>>
[271]