野々花のお気に入りの歌一覧
まつり
永遠に終わらない夢ただひとり夕暮れどきの街をさまよう
4
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舞
幾度めか時を重ねてともに老う区切りとなりし記念日のくる
15
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詠み人知らず
人生や仕事のことが気になって ぼくはトイレに 籠りたいんだ
11
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秋日好
母の声明るく響く初秋に次の夏もとこっそり願う
17
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へし切
鳴く声は命の燃ゆる音に似てひと日ひと日を数へて生きる
27
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桐生賄
ただちゃ豆 名前の由来 庄内の方言「おやじ」ちょっと笑えた
9
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舞
晩酌のまずは一杯息ひとつホッと溢れて今日を終えたり
13
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新座の迷い人
ベランダに 蒔きたる人参 発芽して嬉しくなりて 水あげすかな
9
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黒兎☆
ひと駅で天気が変わり雨模様今日もどこかで誰か泣いてる
5
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恣翁
数百年経ぬる大樹は 銀漢を堰止め 河道を支ふるごとし
12
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只野ハル
束の間の晴天過ぎて灰色の煙に霞む日々に戻れば
10
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松本直哉
はらはらと帯解くごとく梨の皮剥かれて白きはだへの見ゆる
10
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詠み人知らず
臆病を隠したいから強がりを 吐いては消せず また追い込まれ
15
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桐生賄
「ありがとう 」言われて嬉しい言葉だね 感謝大切 我が家のルール
11
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矢車菊
あなたからもらった指輪の隙間から 三日月型の風をのぞいた
11
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工藤吉生
自販機に補充している人のいる小さな酒屋に夕暮れがくる
6
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矢車菊
一斉にコスモス揺れる夜長月 風のこどもがうまれるやうに
12
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恣翁
黄葉にしがみ付きては やかましく鳴く病蝉に 秋来ぬと知る
14
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只野ハル
キラメキもトキメキもなく開かれぬ夏の終りの白紙の日記
10
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只野ハル
また今年夏の終わりに切なさを覚える事のない寂しさよ
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