青き銀椀のお気に入りの歌一覧
舞
豊平の清し流れは花待ちて今目覚めんと北のはや春
12
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名鈴
すべからく 妹の夫 真面なるべし 我は愚かで 恋に徒なれど
9
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KEN
澪隱す 山櫻かな 吹く南風に 殘す若葉の 後を託して
16
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横井 信
慣れてきたひとりぼっちの在宅の小さな窓の外には夕陽
12
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うすべに
野の花にやさしく触れて名を告げた 頬をはさんだ同じしぐさで
14
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松本直哉
いちはつの花咲きいでてたらちねの母の忌日のしづかなる午後
10
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名鈴
白玉か 何ぞ欲しきと ねだられて 蜜の氷水に 浸して待たす
21
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滝川昌之
キャンパスの蒼き友らを纏うよにネモフィラ色のボタンダウンを
22
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ななかまど
疫病に生きた空なく普通とはこんなに泰きものかと惟う
16
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千映2
好きなことしている吾はどんな顔ペンキ塗ってるルンルンと今日
4
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普徳亭大崇
知らぬ間に 運び手になる 恐ろしさ 病もしかり デマまたしかり
7
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舞
ささやかな神話ひとつを聞くごとく花の名ひとつ教えられたり
17
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名鈴
厭はしと 思すなよ君 奇怪なる 隠ろへ事を いかに明けまし
9
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び わ
ゆらりゆら洗濯物が風に揺れのどかな春の陽気ではある
10
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KEN
葱坊主 五體投地で 祈る朝 荒ぶ風和ぎ 畠は黄金
14
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横井 信
巣ごもりの連休前の川沿いの桜並木を舞い飛ぶツバメ
13
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こうは
スマホ見る親を見ながら歌を詠む夜の時間の僕の日課
9
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うすべに
あこがれたうす紫の髪かざり 藤咲くころの淡い思いと
13
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こうは
あしひきの山々連なり細石 苔が生えりて大和の良さを
3
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滝川昌之
襟くわえ逃げ出す子猫を巣に戻す母猫役が似合う都知事は
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