ななかまどのお気に入りの歌一覧
ひな ろくろう
境内はもの音もなく時折に竹の枯れ葉がひかりつつ落つ
10
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久迷仙人
相合の傘ゆれてゆく朝の道廻り角まで窓邊で見送る
7
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久迷仙人
若狹なる三方の湖の虹の道永久に傳へるふるさとの唄
9
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久迷仙人
自立とは親捨てなりと悟りたりあの世の迎え間もなく来るころ
8
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久迷仙人
都をば忘れて鄙の道に咲く 花は昔の采女なるらむ
12
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久迷仙人
禪僧もかなはぬガマの長坐り お寺の庭にはや半世紀
7
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杜鵑草
掃除機の前にハエトリ居座れり やれ早よ退けと言ふておろがね
9
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横井 信
在宅の仕事をそっと抜け出してふらり見に行く社の桜
15
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ながさき
母の愛 尽きることなく 湧き出ずる 泉のごとく 涸れることなし
11
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茂作
照らされて集へる人も驚きぬ 池面は夜の錦なりけり
17
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舞
この果てに春の常世のニライカナイ在ると思わす美しき空
10
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御宿川蝉
ひとつ傘に二人を閉ぢ込む 春時雨 肩抱き寄せば 女の匂ひ
10
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夕桐
水鳥の憧る空に漫漫と若草色に疊なづく春
12
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ハーコット
桜散る目にも寂しき花しぐれ秘めし想いを夢と流せば
11
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広葉樹
春陰に清く角ぐむ鳴子ゆり芽立ちの樹々に蒼き風よぶ
10
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しきしま
昔見し桜は今は有らねども無きゆゑにこそ恋まさりけれ
11
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夏深
突然の雨に逃げ惑う桜道あなたの娘でいた頃のまま
10
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御宿川蝉
櫻花 いつきに散りて 花筏 流れ 老いらくの夢も 終はりぬ
14
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千映2
湯沸かしの故障もなくて春となり後期高齢背中を延ばす
10
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鞘森天十里
薄紅の桜並木に雲低く雨と花弁ともに降るなり
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