灰色猫のお気に入りの歌一覧
愚と楽
アツすぎて アイスがとけし うろたへの ころもべっとり オコのやんまま
12
もっと見る
うめ
つないだ手そのままにして空仰ぐ 頬の火照りをごまかす花火
6
もっと見る
坂田透
傷だらけの君の秘密を知りつつも 口開くまでは傍ら寄り添う
4
もっと見る
美咲
すぅすぅと受話器の中の無防備なあなたの声と添い寝している
7
もっと見る
桐生賄
うたのわで 初めて知った 「野分け」って? 事典で調べ 勉強になり
14
もっと見る
舞
ささ竹の揺れる夕暮れささやかな風良き残暑葉擦れ清やけく
14
もっと見る
みん
不思議だね 自分のことをオレと言うあなたにドキッとしている私
7
もっと見る
みん
意味なんて無いだろうけど嬉しいな 一人称が「オレ」になったこと
7
もっと見る
新座の迷い人
窓の外 明り差し込み 月明かり 星も見えずに 上弦の月
7
もっと見る
周小黒
悩むときいつも隣にある言葉「生きる意味より死なない工夫」
8
もっと見る
詠み人知らず
たとえ明日 きみに嫌われるとしても どうかそれまで好きでいさせて
3
もっと見る
詠み人知らず
「また明日、おやすみなさい」と打つメール いつかあなたに送れるといいな
6
もっと見る
鈴木たとえば
月光が雨後の欄干濡らす時ああ夏という一人の母胎
11
もっと見る
鈴木たとえば
教室に孕まれてゐる私たち窓に夜闇の皮膜が降りる
10
もっと見る
へし切
いくつもの秋の野分の襲い来る雨戸の軋む音に戦く
25
もっと見る
沙久
ストライクゾーンに入って来てもいい 「よ」って言う前に飛び込んでやる
21
もっと見る
呉竹の憂き節
忘れても同じ夢こそあはれなれ見る見ぬ程を白波の跡
5
もっと見る
鴎
慰めを求む心に音楽を注ぐ世界が変わらぬままで
4
もっと見る
己利善慮鬼
波止場なる海の光に照れるよう君が手に取る麦藁帽子
12
もっと見る
萱斎院
いづみ川ははその杜に吹く風の 流れてもなほ思ひとどめむ
9
もっと見る
[1]
<<
3102
|
3103
|
3104
|
3105
|
3106
|
3107
|
3108
|
3109
|
3110
|
3111
|
3112
>>
[4549]