蔓葵のお気に入りの歌一覧
河のほとり
憧るる春べは夢に遠くとも人の心の花ぞうれしき
13
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河のほとり
山深み夕べの道につもるとも人は思ひをしら雪のふる
13
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武蔵野
武蔵野の 夜空に光る オリオン座 今日も見上げて 輝いている
2
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横井 信
成すことも見つからぬまま街灯にあかりのともる冬の夕暮れ
14
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舞
吹雪く音を窓の外にと聞きながらふたり朝寝ののたり休日
6
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舞
凍てついたクリスタルなる輝きの冷気も清し北緯四十三度
9
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橘
四方の山白く染めたる雪の色を陽ざし斑に溶かしゆく頃
13
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ななかまど
船出する一都三県なみ高し視界は悪く夕風の立つ
12
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滝川昌之
新婚の時もなかったペアルック妻と揃いのマスクで果たす
22
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KEN
雪鏡 寫らぬ夢と 知りつつも 風に紅さす 花もありけり
14
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KEN
手招きの 遊女のやうに 虚ろなり 籬に咲きぬ 山茶花の色
12
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灰色猫
緑なき枯野に花を想うとき数多の春の歌が聞こえく
9
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灰色猫
白雪の仄かな明かり書を照らし春待つ宵に綴りし写本
14
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シダ
我もまた叢となりけむ喫煙所けぶりの他に交ふものもなく
2
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つばす
寒すぎるどこに行ったや温暖化 吐く息白い吾が四畳半
5
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ゆうくん
初優勝 この日が来るのを 願ってた 地元の誇り 箱根の勇者よ
3
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つばす
早朝の南に浮かぶ半月を 二人で見れる幸せを噛む
5
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橘
打ち返す言の葉の玉たまに逸れそれを誤魔化す方法に長け
7
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滝川昌之
秒針を二コマ進めて旧式の電池時計は残量を告ぐ
14
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灰色猫
本年もノーベル平和賞候補ですサンタクロースとトナカイさんと
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