KENのお気に入りの歌一覧
舞
すれ違うおんなの髪の香の薫る音無き冬の底冷えの夜
10
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舞
初春の若水なりと屁理屈を付けて催促晩酌追加
6
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滝川昌之
子年でも小まめに動く気などなくカピバラごとく湯にでもつかる
17
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灰色猫
正月にどちらの餅が伸びゆくか競い合ってた阿呆な双子
10
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灰色猫
元日のチラシの山からユニクロをお目当て半額これは行かねば
12
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灰色猫
丸餅と蕩けるかぶらお雑煮をまずは父へと供える元日
15
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名鈴
華めく宮 あいなく物怖ぢ する我を 見出で給ひし 故君懐かし
9
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夢士
穏やかな令和の日の出屠蘇酌みて子の年迎ゑ祝う元旦
15
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横井 信
寝坊したひかり溢れる元日のはるかに望む白き山脈
11
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恣翁
臥し所なる障子 細目に引き開けて 飽かずて眺む 雀遊ぶを
16
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河のほとり
春はまたちぎりし光をたのみにて千代にも花のたのしさをつむ
11
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灰色猫
年越しのそばはできればどん兵衛が母は郷里の信州そばに
10
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灰色猫
お年玉じっちゃんいつも万札でぼくらために汗したのだろう
12
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灰色猫
鏡餅今年もパックのやつを買う父の遺影の前へと鎮座
10
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ユキ
許せない 罪の数だけ 吐き出した 紫煙を今日の 免罪符にして
6
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横井 信
紙を切るハサミをじっと眺めつつしずかに過ぎる年の瀬の雨
10
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名鈴
およすけて 子に与ること 今は無し 傅きし名残 老いの慰み
11
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名鈴
昔より 造ると狂ふは 断ち難く 結ぼほるとぞ 空恐ろしき
12
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滝川昌之
凍て雲が覆い隠した街の色 灯油タンクの赤だけ残し
18
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灰色猫
年賀状書店で売ってる激安のソフトで済ます一筆添えて
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