野々花のお気に入りの歌一覧
松本直哉
売り言葉買ふ気にならずさびしくてただぼんやりと海を見てゐし
9
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詠み人知らず
十日過ぎ下がらぬ熱に怯えつつ 医者の止めたる 煙草が増える
12
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矢車菊
人生はいつだって少しせつなくてだから明日もがんばれるんだ
11
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林林
雨降つて地は固まるか?お互いの思いの丈をぶつけ合う夜
16
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大さん
眠りから覚めても醒めぬ夢の中 胡蝶の夢に彷徨える我
18
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新座の迷い人
淋しさに 空を見上げて 月見れば只上弦の 月青しかな
8
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舞
ひと時の遍路となりて回向せん木枯しに立つ独り地蔵へ
18
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詠み人知らず
だんだんと忘れ去られて薄くなり 近い将来 透明になる
16
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シュンイチ
きみと見た空の青さをたしかめて いつか思い出になる戸塚駅
11
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シュンイチ
風のない街まできみを追いかけた やさしさだけが待つ渋谷駅
10
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只野ハル
珍しく外出しようと父が言う車椅子積み道の駅まで
18
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夢士
車窓には黄金の原やハイウエイ常磐の地に思い馳せなむ
11
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矢車菊
きみの記憶 消えゆく虹の橋のよう いつの日かまたきっと出会える
12
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まぽりん
朝夕に愛しき言の葉たまふれどなほ纏かればや君が手枕
33
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矢車菊
花びらに涙をかさねてゆくように揺らぐ光に絵筆を置こう
17
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桐生賄
早々と 豆炭コタツ 入れました ぽかぽか暖か うとうと転た寝
11
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コーヤ
美しい調べ奏でるうたに惹かれ言の葉紡ぎ喜びとなる
14
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コーヤ
海の音しぶき光りて初島よ自然の恵みいとなみ永久に
12
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矢車菊
散りかかる千の葉のごとうつくしき言葉を伝えてゆこうと思う
9
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恣翁
生死への渇望に 身を引き裂かれ 相互の脚の落ち葉踏みゆく
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