翠燕のお気に入りの歌一覧
荒野のペンギン
叶わない 夢ばっかりの あの頃が どうして一番 幸せだったの
9
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コタロー
バス停に敷き詰められし落葉たち次に來る風じつと待つてる
10
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コタロー
秋空に一筋伸びる白い雲遙か彼方の人も見てゐる
10
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横井 信
踏み外す一歩の跡にふと香るあまい匂いに秋は深まる
14
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舞
生活の糧得るために今日もまた歩み始める一歩一歩と
9
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詠み人知らず
豊穣の黄金の実り吉備路ゆく古代の栄えまとう秋風
17
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KEN
ゆくへ無み 沼の鏡の 蔦漆 思ひに耐へて さす紅の色
12
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灰色猫
みんなして鬼から逃げる校庭で私はひとり影をなくして
17
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河のほとり
そよぐ葉の声もかすかに陰ふかき竹の奥こそ夏に知られね
12
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河のほとり
夕まぐれ岩間の清水すずしさのゆかりに宿る月を待つかな
10
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河のほとり
照らすべきこころは知らずむなしさは同じ空なる月のひかりの
13
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へし切
秋草の茂みのなかにかくれつつ紅のきわだつ水引の花
16
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源 漫
彼岸より川風吹きて子供らのさわぎに乗れば夕暮れの空
3
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KEN
奧山の 樺の黄葉の 溶ける如 川面は黄金 落ち急ぐ陽に
16
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ファッ休
手の届く範囲を世界と呼ばせてよ 世界に笑顔が満ちますように。
5
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恣翁
縁側を 庭に飼わるる鶏の 油然と 一羽歩き回れり
15
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滝川昌之
増税を機に減らすなんて言いながら財布の限り買い込んだ酒
15
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コタロー
彼岸花邊り一面赤く染め風に吹かれて亡き母偲ぶ
7
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へし切
ひがん花咲いて愛しや奥つ城に君を恋ふれば哀しかりけり
16
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舞
老い人の杖つき歩む公園を消え現れつ木洩れ日の小径
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