KENのお気に入りの歌一覧
恣翁
縮緬の 冷たく重き感触の 膚にしっとり纏はりにけり
14
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夏深
はらはらと海見下ろせり丘の上君眠りしに風花の舞う
5
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名鈴
鬼遣らひ 力士撒きたる 炒り豆は 人垣を越え 嫗の元へ
7
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名鈴
相撲人の 腕に抱かれ 赤子泣く 父母笑ひ 手叩き囃す
9
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名鈴
裏も知り 素顔を見ても 奇しかる 清ら変わらじ 添ひ居よ月よ
11
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舞
チセの灯に集う家族にユーカラを語れる声や雪の降る音か
6
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横井 信
西風に訪ねてみれば梅の枝につぼみふくらみ待つ春の声
9
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横井 信
ちらほらと河津桜の花ひらくそっと見守る焚き火のかおり
14
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夢士
冬うららピッチ走りて見上ぐさき如月の空に白き月影
8
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コタロー
遠ざかる家路へ向かふ冬の夜のパン屋のパンの美味しい香り
9
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コタロー
向かうから雙子を乘せたベビーカー同じ姿でスヤスヤ眠る
4
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コタロー
冬の日に照りて水仙搖れながら路地裏ほのと明るくしたる
12
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コタロー
野良猫が道を横切り消え去りぬ眼前にある一瞬のショー
6
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横井 信
早起きの君が見ていたクレーンの腕をのばした朝焼けの空
8
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滝川昌之
高啼きで寒さを嘆く鳥さえも力まず渡るこの冬日和
15
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舞
小さ子を乗せたソリ引き若母が買い物へゆく北風物詩
6
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名鈴
咎の人 黙居るばかり おぼめかし その深き故 言い開きてむや
9
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烏滑稽
しづしづと へいせいをしみ ふるあめの おとぞかしこき やっぱつれいわ
3
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名鈴
大雪に 降り籠められて 子むつかる 晴れ間の見えば 外に出で遊ばむ
9
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滝川昌之
初めての街で見つけた定食屋 老いた店主の副菜がいい
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