灰色猫のお気に入りの歌一覧
コーヤ
朝陽射し 雄大 山肌 赤く燃え神々し富士仰ぎ見るなり
14
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赤石仙人
人生の節目を刻む砂時計停年までに殘り半年
6
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橙田千尋
重力に従い生きる爆弾の雨を窓から見る未決囚
5
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橙田千尋
「あの子らは、重力すべてを受け止めて秋から秋へ生きて死ぬのよ」
5
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紫苑
ふさはしき人に代へても聴けよとておよびをつたふ竹ひごの緋
12
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リクシアナ
林檎園の旭のしずく頬に満ちまだ恋知らぬ子らと戯る
23
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絮谷新
冷たき乳三角パックに満たしては処女懐胎の平面幾何学
13
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Chico
容赦せぬ取材記者らに混ざりける 蒲差し出せる我はやさしき
18
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Chico
コンビニのふらんくふると見てゐると 食べたくなるね 秋の蒲つて!
13
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Chico
約束と言わぬばかりに差し出せる 叢の蒲 今日頷ける
14
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林林
柿の実を一日待てば鳥が食む今絶妙の熟れ具合にて
15
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林林
午後五時半暗いの怖い少女らを家に送りて上弦の月
20
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周小黒
神無月群れ咲くカンナ蹴とばして 赤とんぼ飛ぶ 今は秋ぞと
5
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なかしぃ卿
あかねさす夕日の色がアスファルト染める紅葉の川面みたいに
7
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ラベンダー
伝えたい 強く思えば 思うほど 思いと言葉 反比例する
8
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西村 由佳里
一枚の紙に単語を書いてゆくみそひともじを今日も詠むため
7
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己利善慮鬼
秋風を濾過する我の献身で溜まる孤独と伝えたい恋
6
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己利善慮鬼
柔らかく冷たき風を身に受けて昨日の傷をそっと隠した
8
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石川順一
パヴァーヌが優しく響くギターかなオーケストラは重層的に
13
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呉竹の憂き節
知るらめや生きよてふ人大方は連ねて近く待てる憂き世を
7
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