詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
KEN
山犬の むくろのやうな 山の背に 月は昇りぬ ほむら色して
13
もっと見る
名鈴
物語は 心の御饗 やも知れぬ 度度聞きたし 子に語りたし
15
もっと見る
深谷真雪
どんな日も明日へ変わって今があるまたもう少し生きてみます
28
もっと見る
寝惚亭奥地新吾
竹生島経正が袖白竜の現れたるは吉兆なるか
3
もっと見る
横井 信
冬枯れの朝を見届け満たされぬ下弦の月はしずかに沈む
14
もっと見る
KEN
月は冴え 冬の桔梗を 咲かせけり 胸痛むほど 雲なき空に
13
もっと見る
芳立
ことわりのままに降り散るけやき葉はひと風ごとに惜しみこそせね
6
もっと見る
千映
生きてきた年月すべて脱ぎ捨ててもう一度スタート台に立ちたい
9
もっと見る
蔓葵
天の河秋の逢ふ瀬の外なれば氷りてわたる冬の夜の月
13
もっと見る
うすべに
なつかしく 比叡おろしのもがり笛 ひとり聞く夜の長すぎた春
8
もっと見る
名鈴
人のため 事成せばこそ 身の傷は 痛むべけれや 何ぞ微笑まる
12
もっと見る
源 漫
こはごはと生きて世籠る心根の憂さを語れる空き地さへ無し
4
もっと見る
源 漫
教壇に立つ身の陰にささめごと所嫌はず蠅らさわぐな
2
もっと見る
灰色猫
もみじ葉のさめざめ浮かぶ睡蓮の鉢のめだかに淡い初雪
16
もっと見る
滝川昌之
有隣堂 名刺サイズのカレンダー レジにて挿みもらう年の瀬
14
もっと見る
夕夏
あきもせずうたをよめどもわがきもちらくにならざりしきにうつろう
7
もっと見る
河のほとり
ゆふぐれに見がたき色となりゆくか風にあしたは知らぬもみぢの
8
もっと見る
朔夜
気を抜けばサボる脳味噌叱りつけ報・連・相のグループライン
4
もっと見る
萱斎院
もみぢ散りまつにもあきて風わたる 来ぬになれぬる袖のしがらみ
8
もっと見る
うすべに
風の描く水面の錦かきわけて 同じうき身の水鳥の声
8
もっと見る
[1]
<<
288
|
289
|
290
|
291
|
292
|
293
|
294
|
295
|
296
|
297
|
298
>>
[670]