葛城のお気に入りの歌一覧
ひげじぃ
喪ひて初めてぞ知るうばたまの髪梳く君の指やか細し
10
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名鈴
我が為に 君が採りたる 蓮こそ 珍しきこと 限りなき花
11
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名鈴
むすぼほる 蓮の糸を 頼みにし 同じ台に 乗り合ひてしが
8
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茂作
戀の神無きことを知り同胞と 一晩だけのダダイストとなる
11
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び わ
秋深し日の暮れぐんと早くなり月もさめざめあたりを清め
5
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朝比奈
花紅葉まだ染まらねば夜々痩せる月より他に見るものもなし
12
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舞
夕焼けを眺めるごとく五年経る吾を見つめる免許の写真
12
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坩堝
野仏に手向ける小菊野辺に摘む棚引く雲を山肌が着る
6
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名鈴
極楽と ならびがおかの 寺池に 夏来ざりしか 蓮咲かぬとや
10
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可不可
をみなへし 群れて手まねく一すぢの 徑や再び帰り来たらむ
7
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名鈴
去年の秋 駒の背に乗り 見し花野 綱引く君の 頼もしくけり
11
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音弥
新そばを食いに寄れよとメールあり嫁と出かけた夜が懐かし
11
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名鈴
縁ありて 咲く優曇華に 出で会へり 臥し待つ間には ゆめゆめつきじ
11
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ひげじぃ
ビニールの傘に銀杏葉はりつけて雨あがる街颯爽とゆく
12
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天鳥
烏降る柿の顔色いかがかとまだと振られて一羽飛び立つ
12
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名鈴
ありありと 見えし蜜柑の 放物線 暮色を帯びた 山間の野に
11
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タイム
添い寝して朝迎えるごと目を見張る一夜一夜の孫の成長
7
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茂作
千早ぶる宇治の橋姫祠にて もうひとしきり祈る女あり
11
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音弥
厚揚げなる豆腐の親戚打ち崩しハンバーグと化すヘルシーディナー
15
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朝比奈
仰ぎつつ想へば寂し久方の空のあはいに月は消えゆく
15
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