南 骸骨のお気に入りの歌一覧
花好きの歌詠み
君もがも西のおほ寺木のまよりもりくる月かげ萩になくむし
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紫苑
貞女てふ仮面はづせば蹴り上ぐる爪の先まで緋に染ままし
3
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あまおう
柿色の空にカラスの声響き鍋がよいぞと秋風の吹く
18
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栞桜
月明かり足跡辿りさ迷ふて古きを偲び永久に捧げん
3
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薫智
「好き」だって叫び続けるキーワード力の限り声届くまで
5
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いり子
君が引く線を燃やしてあげるからその火飛び越えここまで来なよ
7
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サセボ
好きだった君は変わった いつの間に卑屈になったの 僕は哀しい
4
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まがね
魚なら良かったのにね溢れ出る涙を君に見られずにすむ
13
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艶羽
秋方明月振放思遣る 唯傍らに君が居たなら
4
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葛紗
しくしくと泣いた女のしたたかで古典的なる場の支配力
14
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詠み人知らず
濃厚な闇を溶かせて現われた コンビニという 僕のともだち
16
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只野ハル
沈む船捨て去りて立つ希望なき大地の日暮れ何ひとつ無く
4
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想野
生い立ちも戦も語らず逝きし人 思いのたずきを遺品にさがす
4
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ちゃー
昼間から別れ話になっちゃって暗くて夜になったみたいで
3
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牛隆佑
とある朝道が通って道のないところへはもう行けなくなった
5
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いり子
美しいものは力をくれるから今日も私は歌を詠みます
10
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高島津 諦
後ろから前からどうぞと言っている右斜めからこめかみを刈れ
2
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遠井 海
美しくないからあたし無念にも清く正しく生きてます ふんっ
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紫草
鹿の鳴く悲しき声が聞こえ来る人家近くに住みし獣の
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春声
疲れ見る我が城団地の白壁に染まりし夕陽夕餉のかほり
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