詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
横井 信
細やかにこころを配るひと言にやさしく外すコートのボタン
9
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栞
布団には小さな体で大の字を書く我が子あり 寝位置を探す
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秋日好
境内に巡る春あり 独りでも 薫る和笛を君一筋に
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コタロー
冬空の雲の切れ間の丸い月隱れ現れ隱れ現れ
12
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コタロー
寒椿女學生等の立ち話聞ゐてゐるのかくれないに咲く
12
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滝川昌之
砂地でも剛き根を張る松でさえ菰巻き耐える寒の厳しき
15
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ながさき
1日も 早く元気に なられることを 筑波の里で 祈っております
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舞
静寂から雪降る音のかそけくも降り積み来たるこの夕べかな
11
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名鈴
思ふ様に 万巻の書を 取り見らるる 平らかなる世ぞ 有り難きかな
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へし切
名にし負ふ 花ぞめでたき福寿草の 君のしあわせ 祈る初春
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五月雨
頑なな君の心もとけるかなミルク多めの生チョコレート
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つばす
箸休め七草粥に梅入れて さらりと食す質素な夕餉
11
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林林
全力で拒否したいけど君からの善意の嵐に話だけ聴く
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ななかまど
雪の下ふゆ芽しずかに膨れおり愚直なるは忘れないこと
14
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夕夏
いらんことしなけりゃたがいことごとくたがいにたがうこともなかろう
3
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inosann
富士を背に義母、妻、娘と収まりて真に血筋は受け継がれるる
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荒野のペンギン
いつの日か 心の傷が 思い出に 変われば少しは 楽になるのに
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名鈴
あはれ知れば 国に境は 無かるべし 直心の絵 いざ御覧ぜよ
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舞
何をかを探して遥か旅の果ていざよう街の吾の影かな
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夕夏
つつましくななくさがゆをたべるならしぜんのうほうあえてせずとも
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