詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
まだ弱き冬日を求め差し出した梅が枝先に点く紅の粒
20
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名鈴
来し方の 祖父祖母の 生きし世と 遥かに移る 行く末なめり
12
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千映
好きなことしている時間意地悪でとっとと時計を早めるんだね
7
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KEN
ななかまど いつつぶむつぶ 噛み碎き 街で野猿は ちひさくまろむ
12
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愚と楽
寒いとき 肉まん買える人生が俺にとってはちょうどよさそう
10
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卯月翼
マシュマロをココアに浮かべ温む夜今日も一日おつかれわたし
12
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舞
何処かに有るや無きやと探しつつ未だおぼろげ妻の取説
7
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名鈴
こは狩りぞ 言ひて若草 摘む君を まばゆく見遣り 恋ひ初むる野道
14
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横井 信
夢で見た嫌な予感に目は覚めて仕事に急ぐ重い足取り
11
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詠み人知らず
暑い夏 轉校生は 赤い髮で 地毛といふのに 苛められたな
3
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詠み人知らず
長いのか 短いのかな 五年目の冬 彼は優しく 横で眠る安心
5
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夕夏
わかれはつねにつきまとうわかっていてもついふりかえるであいしひ
4
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夕夏
あつすぎるあいのこもったおみそしるすこしさましてくれというきみ
11
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KEN
望月と 唐梅に噎せ 落ちる咳 路に転がし 蹴りつつ歩く
13
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び わ
夫婦船あちらこちらに立ち寄りて波にのまれず五六年
7
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詠み人知らず
明るいと 顏を晒す みたいで嫌 優しい彼は 大丈夫と云ふ
5
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卯月翼
寒空と掌の中ゆずれもんころがしながらバス停並ぶ
6
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滝川昌之
飛ぶよりも小走りが好きセキレイはつんとすまして避けるのが好き
18
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つばす
えべっさん太刀持ち舞うや神の巫女 えぇーいと煩悩両断しておくれ
4
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明星
正月の賑やかさ過ぎまた静か普通もすごく素晴らしきもの
6
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