詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
林林
この顔を傷つけぬよう焦げだけを落としてほしいとお鍋に云われ
17
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林林
梅の枝に蕾のあかちゃんぽつぽつとそれぞれの冬を耐え抜いて、今
18
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千映
花のなき大寒にリース作る時思いっ切りに派手色にする
6
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青緒
見つからないわけだただいま言う君が履いてる靴下それ僕のだよ
3
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滝川昌之
冴え冴えと夜鳴きそばなど響くから締めにするかと急くコップ酒
16
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コタロー
冬鳥の悠々泳ぐ姿見て我も負けじとぐんぐん歩む
10
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夕夏
うたならばなんでもよいとおしえられなぜかよめないよいうただけが
10
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蔓葵
うは氷むすぼほれたる浮舟のこがれてもなほゆきなやみつつ
14
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林林
成人の日に働ける美容師さん二十歳だけれど式より仕事
15
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千映
「ありがとう」たった五文字の嬉しさはこころに届くピンクの花束
12
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林林
うたのわの海に潜ればあたたかく痛みも凝りもしゅわしゅわ溶ける
12
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染乃
だって今日お風呂上がりのアイスまだ食べてないもん まだ寝たくない
7
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へし切
越前の荒ぶる風に耐えて咲く 人も斯くあれ 水仙の花
26
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ななかまど
連れだちて去りたる梅の枝さきに揺れ残りたり春を待つ日に
13
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詠み人知らず
無謀さがぶつかり削れ磨かれておごることなく大人の流儀
5
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滝川昌之
成人の式に行く子が礼を言い涙ぐむ妻見て貰い泣く
16
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夢士
晴れやかな着物姿にほれぼれと見やる写真は巣立つ姪の子の
12
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源 漫
暮れ残る雪どけ道を緩歩して白息止めぬ冬つづくなり
3
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名鈴
いぶせかる 田舎世界の 関を越え 天下の図広げ 行かむ旅の空
10
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夢士
夕焼け空奥多摩の峰黒々と戻りし孫の里は暮れゆく
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