成瀬山水のお気に入りの歌一覧
亜貴
臆病風向かいから吹く 新しい一歩がなかなか踏み出せなくて
7
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矢車菊
ひとつぶの光を共有するために一番星をきみにおしえる
12
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やひろ
君の手がそつとつまんで靑が垂れる あたしの口へそのサクランボ
8
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やひろ
君の手がそつとつまんで青しぐれ 地球滴る まるゐ夕暮
8
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富鴨
もう二度と逢へぬ人とは思へども君の笑顏はなほ懷かしく
16
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舞
偲ぶほどメビウスの輪のあやめなく裏や表や夢も現つも
9
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詠み人知らず
寒いねと吾の手さすり笑む人に母の面影かさねてみたり
24
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亜貴
意味のない問いも涙も、思い出も、全部湯船にとければいいのに。
32
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ふきのとう
ちらちらと小雪舞うなか寒空は泣きだしそうな灰色をして
15
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ふきのとう
店頭に並ぶ真烏賊は黒々とさしみにせむと迷わず選ぶ
11
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村上 喬
明け方の陽射しの中の微睡みに慰められて咳は静まる
12
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詠み人知らず
訪ねゆくかひこそなけれ三輪の里しるしの杉の雪の下折れ
4
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詠み人知らず
岩陰の一叢芒霜枯れて川霧凄き谷の夕暮れ
9
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夢士
うたのわに入りて一年時経ちてもらひて嬉し数多の拍手
19
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キュン太郎
恋なんて知らない方が良かったな失恋の木には何も咲かない
9
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村上 喬
のみさしのラムネの瓶に残されたビー玉越しに海はひろがる
304
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みなま
月みればおくりし人のしのばれて今宵あなたも月を見るかと
18
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夢士
明けやらぬ空に満月沈みゆく七草を食みバスを待ちをり
14
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詠み人知らず
野良猫にちいさな自由があるとして何になるのか空腹なれば
21
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へし切
赤々と月だに燃へる夢のあと 吾老たれど来べき恋かは
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