おおみはじめのお気に入りの歌一覧
横雲
水隠れに生ひて深きに流れける文目もわかず伸ぶる恋のね
7
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舞
鮮やかな青葉に遊び吹く風の行方を追えば山の笑いて
11
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恣翁
残りたる 卓布の上の 玻璃の酒 半透明な 影を震はす
23
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芳立
これやこの修羅ならざるやもろびとが力ばかりを求めをる世は
8
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詠み人知らず
ほととぎす来鳴きて偲ぶ栄えには枯れ木も山のにぎはひとなる
7
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三沢左右
言葉から溢れて落ちたいくつものいらだちで出来たあなたの態度
19
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三沢左右
凍るような演奏会の前日に独りホールにピアノ朝を待つ
6
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狭霧
たな曇り豊旗雲に鳳凰の羽ばたきければ桐咲き薫る
6
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那緒
たいへんに中途半端な材料を差し出し「これがケーキになるの」
3
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ねずみ
茶摘みめ飛び交ふ八十八夜せわし乙女を遠くに駿河
2
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ねずみ
白足袋の 淨衣きよし 正天狗みち違へなき あゆみの証
4
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詠み人知らず
秋されど玉梓のみを蓬生にかけていづこにかりの宿りす
8
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浅草大将
はたらけといふ言の葉も薄きのり焼きて肴に酒を呑みたし
28
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詠み人知らず
風の音をよすがに偲ぶいにしへはなどか憂きことばかり多かる
8
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詠み人知らず
ほととぎす我に鳴かずて草深き宿にかりにも来ぬ人を訪へ
11
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みみ松
花菖蒲花器に挿しつつ懐かしむ鎧兜に色添えたる日
8
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敷島ヤマト
5杯目のコーラの氷とけながら答えの出てる相談を聞く
19
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光源氏
言ふもかなし言はぬもかなしとぶらひのいかでか露の消ゆる時まで
9
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半格斎
おのづから旬のころあひ忘れめや濡れていろ増す八重桜かな
10
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半格斎
山の嶺に白き木蓮咲きたてば古老は田打ちのときを知るらむ
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