へし切のお気に入りの歌一覧
-
潮月繁樹
裏山の 顔を出したる 筍に 一鍬入れりゃ 鶯 ホケキョ
17
もっと見る
-
潮月繁樹
深夜２時 窓の向こうを見下ろせば闇に輝く石油工場
10
もっと見る
-
夢士
城ケ島目指して走るハイウェイ車窓の景色もえ黄にうつる
12
もっと見る
-
時雨
ふる里や緑濃いし山あひは 我に教へよ恋し里山
4
もっと見る
-
時雨
村雨の訪れあれば春散らす もののあはれに花眠るかな
5
もっと見る
-
鞠花
ほわほわとこの世を真綿でくるむればあたたかき春雪柳なり
6
もっと見る
-
鞠花
春の夜は潤いの風桜の香今宵私と共に眠らん
6
もっと見る
-
矢車菊
散る花のやさしさだけを集めいるきみにささやく風になりたい
7
もっと見る
-
矢車菊
さくらばな千の涙は明日といふただひとひらの望みのために
10
もっと見る
-
紫苑
磔刑を見あぐるわれの盲ひたる耳 爛漫のさくらさくらよ
13
もっと見る
-
村上 喬
サヨナラの化石が出土した地層別れの起源はジュラ紀にあった
29
もっと見る
-
成瀬山水
あの色は私が染めたと午後五時に帰る間際で月に威張った
7
もっと見る
-
舞
うつぎ咲く卯の花月の薄紅に空映したる花筏かな
7
もっと見る
-
都詩
瘡蓋になりし手術の傷あとを伝い落ちゆく十日ぶりの湯
17
もっと見る
-
都詩
右足の爪が自分で切れる日を思いて今日のリハビリこなす
24
もっと見る
-
林林
曇る朝小鳥がちゅちゅちゅ ちゅちゅちゅんとカラスも交じり何を話すか
9
もっと見る
-
もなca
調べたら瑠璃色の石のことだった「ラピスラズリ」の不思議なひびき
15
もっと見る
-
三日月
散りてなほ落つる池に広がりぬ 花も心も 揺るる揺るる
12
もっと見る
-
林林
米糠の中で茹でられ冷まされた筍を今取り出してみる
15
もっと見る
-
潮月繁樹
落ち葉から 噴き出す 芽吹く 筍を 母さん 見っけ 自慢に はしゃぐ
20
もっと見る
