へし切のお気に入りの歌一覧
栞
春物の衣装ケースのふたを開け想い出たちに襲われる午後
24
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栞
春が来る度にあなたと見上げてた桜の下をひとりで歩く
8
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栞
きみの目に花びらみたいに映ればと十の爪塗るさくらの色に
20
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潮月繁樹
裏山の 顔を出したる 筍に 一鍬入れりゃ 鶯 ホケキョ
17
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潮月繁樹
深夜2時 窓の向こうを見下ろせば闇に輝く石油工場
10
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夢士
城ケ島目指して走るハイウェイ車窓の景色もえ黄にうつる
12
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時雨
ふる里や緑濃いし山あひは 我に教へよ恋し里山
4
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時雨
村雨の訪れあれば春散らす もののあはれに花眠るかな
5
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鞠花
ほわほわとこの世を真綿でくるむればあたたかき春雪柳なり
6
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鞠花
春の夜は潤いの風桜の香今宵私と共に眠らん
6
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矢車菊
散る花のやさしさだけを集めいるきみにささやく風になりたい
7
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矢車菊
さくらばな千の涙は明日といふただひとひらの望みのために
10
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紫苑
磔刑を見あぐるわれの盲ひたる耳 爛漫のさくらさくらよ
13
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村上 喬
サヨナラの化石が出土した地層別れの起源はジュラ紀にあった
29
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成瀬山水
あの色は私が染めたと午後五時に帰る間際で月に威張った
7
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舞
うつぎ咲く卯の花月の薄紅に空映したる花筏かな
7
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都詩
瘡蓋になりし手術の傷あとを伝い落ちゆく十日ぶりの湯
17
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都詩
右足の爪が自分で切れる日を思いて今日のリハビリこなす
24
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林林
曇る朝小鳥がちゅちゅちゅ ちゅちゅちゅんとカラスも交じり何を話すか
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もなca
調べたら瑠璃色の石のことだった「ラピスラズリ」の不思議なひびき
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