KENのお気に入りの歌一覧
えんとつcafé
水鏡そっと素足で踏むように水の匂いの五月を歩む
11
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夢士
来ないでと言うその口でおいでませ熱海の旅館格安価格
12
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横井 信
夕暮れのひかりをためた水張田を風にながれる水鳥の声
12
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うすべに
人たえた鴨の河原の床びらき 訪ねるお客は青鷺ばかり
12
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ななかまど
目の前のいちご大福医者とめる心に弱き鬼の住みたる
7
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名鈴
思ひ交はし ともに住みたる 一つ家も 心のあきに 風塞き敢へず
10
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滝川昌之
家で耐え外で怯えてきっとこの忘れえぬ春いつか偲ぼう
20
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千野鶴子
いつもより静かな皐月の青空に子らがブランコこぐ音響く
6
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萱斎院
ゆふまぐれきみが衣と見まがへぬ 寄する藤波むらさきまさる
7
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蔓葵
道に散る色あるかたを訪ね来て花のあるじを今日見つるかな
12
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滝川昌之
名詞でも流れ出したり匂い出すたとえば「風」と詠む歌人の
17
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ななかまど
この星は見えざる敵に疲弊して小さき家で今は我慢と
9
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夢士
上弦の月も見ている急ぎ足夜な夜な一人指をおりつつ
10
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横井 信
強くなるひかりは夏を連れて来る両側に咲くさつきの並木
15
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吉野 鮎
究極の無駄遣ひ二枚もてあます パンの二枚を喰べたき時に
6
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うすべに
春日野に藤むらさきの蝶の舞 朱に照らされて深まる思い
10
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こうは
鶯 鳴き 春風にして 暖かし 鼓草も 蕾が咲いて
4
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蔓葵
花ながらあはれきるべき藤衣はるばる人の訪ひもこそすれ
12
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舞
秘す名をば言の葉に呼ぶ夜衣を解き交わすひと 夢と知りせば
11
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名鈴
椀の中 海土風の 春出会ふ 目にも旨しき 若竹煮かな
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