灰色猫のお気に入りの歌一覧
藍子
何人の介護をしたら良いのだろう夫に父に義父義母ため息
10
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藍子
父の背が見るたび小さくなっていく必ず私が看取ってやるから
21
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藍子
母亡くし齢八十家の父孤軍奮闘家事などこなす
13
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藍子
亡き母が最期に見たのは父の顔私の両親添い遂げたんだ
13
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詠み人知らず
突然の眩暈におそわれくるくると回転してるスケーターとなる
18
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ながさき
鳩摩羅什 亀茲国の人 翻訳家 秦の時代に 法華経訳す
21
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千葉 甫
見下ろした夜半の舗道を音も無く吹かれて行った自転車の人
9
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絮谷新
婀娜なるや鯆の夜の記憶へとそつと紛れるピアノソナタは
14
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絮谷新
猿廻し自ら閉づる圓環に夕べ奏づる手廻し風琴
18
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みやこうまし
歌通し人の香りに触れられる 芳香放つ我でありたい
22
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千映
落ちた葉が拡散するよに広がって金木犀の葉手こずりし庭
13
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千映
早朝に春光受けてカーテンを開ける嬉しさこころも踊る
19
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工藤吉生
ボロいなと思い見ていた住宅の中からワッと笑いごえ立つ
9
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まあさ
復職し ふたつき夫の 心身の 整いつつある ことの嬉しく
23
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inosann
お互いの心に居場所を持つ夫婦己になきもの持つ身となりぬ
22
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白彗
黒猫が 横切る十字路 暗闇の 静けさの裏に 潜む魔女の手
8
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うさぎ
帰宅した私を待って月へ行く君に捧げる「ありがとう、おめでとう」
6
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うさぎ
本当に知りたいことは置き去りで来てしまったから 今 ここに いる
8
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うさぎ
ひたすらに拾い集めた記憶たち 私の手から風に溶けてゆけ
8
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沙久
魂の置き場をいつも探してる「私の生きる場所はありますか?」
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