KENのお気に入りの歌一覧
青色銀河
あんなにも泣きましたのであんなにもそらはすっきりと青いのです
9
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名鈴
あさましや 県で一の 剛の者 誇る腕を 競ふ者なし
9
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ななかまど
松の芽は季節剥がしてひとすじに競い立つなり天にベクトル
13
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横井 信
まだ僕の自粛は続く在宅の窓から見てる動きだす街
11
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滝川昌之
「コウゲンでヨウセイをみる」メルヘンの世界でなくてコロナの検査
19
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夢士
仕事でもバラエティでも人の顔枠の中から話かけ来る
6
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うすべに
夜半の月 ふと目覚めればほととぎす ねぐら探して鳴きわたる空
9
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灰色猫
捨てられたがらくたどもを修理するなんて命は脆いんだろう
11
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ケンイチ
みそひとの限りなきかな彼の春の詠み人知らずの恋につらなり
12
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名鈴
幼けなき 声で健気に 唱え居り 「うがいてあらいおうちにいよう」と
13
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舞
恥じらいておもてうつむく乙女子の真白の風情鈴蘭の花
9
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あかつき
まるで楽譜の繰り返し記号だと雨音止まぬ自己嫌悪の夜
6
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恣翁
植え込みの陰なる風に 睡たげに揺れて 合歓こそ 紅を刷くめれ
17
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滝川昌之
石垣の石間に咲いたノアザミの永き重みににじみ出す蒼
16
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名鈴
恐ろしき 風病を避けて 籠り居るに 家さへ揺らば 何処へ逃ぐや
13
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ななかまど
家住期を推敲せんと思えども言葉の足りぬ林住期かな
8
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夢士
ヒナゲシの風に揺られて五月空コロナ禍のなか街に人なく
9
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横井 信
リモートの長い会議も四つ切りのスイカを食べて夏を迎える
8
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こうは
氣や水の流れや野花の香りや「彩」の言葉じゃたどり着かない
6
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名鈴
知らぬ間に 熟れし甘蕉 菓子にして 夕食の前に 一つ摘み食ひ
8
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