幸子のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
空想の大好きな子が僕たちの女王になった 鏡の国で
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夢士
春待ちて並木の紅や寒桜春の驟雨にその身縮むる
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詠み人知らず
夜と陽のあわいの光を継ぐむすめ 無二のおはなし 月白の恋
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淑乃さと鹿
率直な言葉が前に出せなくて飾って隠すとよくはきこえる
8
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淑乃さと鹿
かもめ鳴く雨の松島眺むれば心にしみる雨の声かな
10
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淑乃さと鹿
漠然と 襲いし寂しさ 耐えられず やわらげるため ネカフェに籠る
13
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淑乃さと鹿
ただ一人 砦守りし 老医師に 戻る町の灯 いつか見せたし
15
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淑乃さと鹿
黙祷の サイレン横目に 鳴らす靴 あの日から逃げ 街に溶け込む
13
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吉野 鮎
ぬるく雨ふる彌生 雛しまひゆくをみなご二人午睡の微睡み
12
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コタロー
一面に廣がる菜の花畑には蝶々も兒等も大人でさへも
5
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コタロー
春めきて新たな家が立ち始む宙の大工と地上の大工
3
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コタロー
草むらのあちこち伸びる土筆逹去年の母の元氣はどこへ
7
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コタロー
春一番薄きジャンパーふはり浮く遠き竹林ざわめくばかり
6
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石川順一
抒情詩にバグが見られるのはなぜか止んで居た雨また降り出した
14
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滝川昌之
持て余す春の日差しと卒業で浮いた身分と褪せた教科書
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工藤吉生
母の目玉探す夢から覚めてなおしばらく探す母の目玉を
4
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ななかまど
つらきこと言うまいとして歩を始む誓いし日から七年の刻
12
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横井 信
春を聞き 人の行き交う 交差点 そっと顔出し 揺れてるツクシ
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横井 信
くしゃみに 痛む背中は 手術に 途切れた道の 悲しみ告げる
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横井 信
暖かく 梅の花咲く 公園で 子供と並ぶ 祭りの団子
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