横井 信のお気に入りの歌一覧
うすべに
ささゆりの強いかおりに立ちすくむ 雨音しめやか神さまの庭
10
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松本直哉
ほたる見にゆきませうよとさそひ来る洗ひ髪よりしづく垂りつつ
7
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積 緋露雪
一振りの刃の如く煌めきて水面に映える釣らるる鮎は
5
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かを3
射貫くよな大輪の赤川底にすっくと立てりカンナ逞し
5
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萱斎院
かたこひのこゑもよがれてほととぎす 袖のほたるを見る人もなし
7
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ののの町子
庭先でじゃんけんぽんよあいこでしょ始まるブランコ争奪戦
6
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うすべに
せせらぎに笹の雨音 風やんでほたるを追った遠い夢の夜
9
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滝川昌之
六月の雨を見上げて動けない軒下の濡れた犬の臭い
16
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痴光山
つゆの花菖蒲園けさの白き花このうつそみに無垢の息づく
5
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ななかまど
梅雨寒の風のそよぎに躊躇いて夢の中なる朝顔の花
14
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へし切
面影が四葩の花に思ひ出づ 今も昔の長谷のあぢさゐ
15
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大獏
イベントには参加しない君だから記念ではない特別な日々
5
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ののの町子
珈琲にぽちゃんと落とした一滴を隠せるほどに強くはないし
7
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舞
静やかに酌む苦酒のコップ持つ父に似てくる手つきその背な
11
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日暮
浮世の目なべて吾がゆゑとせめぐ夕背に負う吾子のぬくもり愛し
5
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び わ
健康をふとしたことで悪くする次の一歩と正しい姿勢
3
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つばす
睡蓮の花玉弾けて早朝に 次々生まれるモネの世界
5
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茂作
朝清め今せし道に蹈み入るを いささか迷ふ吾の心や
13
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恣翁
明けてゆく空の光を含みつつ 帯状の靄 川下に這ふ
11
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うすべに
山ぎわによればひんやり抗って 名も知らぬ木のいのちの香り
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