白川剛のお気に入りの歌一覧
螢子
哀しくもないのに涙こぼれ落ち早く寝ろよと誰か囁く
17
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浅草大将
名を聞けば家庭にちばの角の立つをなどうら安に遊び得るかは
5
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紫苑
秋めける風に名前を問ひかけつ夕顏の耳朶かすかに震ふ
11
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七色コイン
シカトには慣れているから言えるんだ。君も独りで生きてゆけるさ。
11
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光源氏
殘りなく月さし入れど悲しけり千千に吹き散る夜の玉垂れ
8
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舞
真夏夜の吹き入る風の優しげに吾が手枕の君も包みて
11
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聴雨
木漏れ日に空蝉ひとつ翳し見つ君と語りし幾夜かぞへむ
9
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半格斎
水面にや傾く日差しのかげろいに竿の穗先はまだ動かざり
15
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まるたまる
気が付けば深入りしてた短歌だが土足じゃないかと足元を見る
11
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七色コイン
「最後まで諦めません勝つまでは」 俳諧になれ 死への手向けに
6
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浅草大将
比叡わたる山の颪をしみじみと近江の宿の目覚めにぞ聞く
15
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白亜
ひんやりと やさしさ伝えて 東雲の茜に染む目覚めの海よ
10
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紫苑
消え残る灯のおぼつかな月見草眠れば空の端の白み来ぬ
14
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螢子
図書館の森の抱きし蝉時雨内なる力秘めてはじけむ
15
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聴雨
何ものもなき蒼穹に掌を翳しわが心にはや立つ秋ぞ知る
15
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まるたまる
君と行く旅行のことを考えよう一パーセントの可能性はある
6
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あそびくも
階下には繁く巻きつる青庇わが足許に朝顔の笑み
10
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まるえふ
それないよ浴衣で来るて反則だ花火は響く告げられぬまま
5
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光源氏
夕されば影をしのぶるほととぎすかへすがへすの露のいざなひ
6
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浅草大将
つきなくてどこにヘラスの道やあるかへるあてなき山のかり金
8
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