灰色猫のお気に入りの歌一覧
三蛙
絆とは満ち足りたとき結びつき枯渇したとき離れゆくもの
8
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コタロー
部屋の中讀まざるままに積みし本バベルの塔のやうになりけり
6
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恣翁
日差す方の匪を狩り除き 極る日に 賤 心なく 花とぞ散らむ
12
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只野ハル
ほろ酔いの小さな憂さを晴らしつつ世界に満ちる不幸を忘れる
25
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あふひ*・○・*
帰り路寄った花屋の向日葵の片隅そっと紫陽花真白く
15
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まあさ
つつがなく 過ぎたひとひの 夜に二人 そろって見上げる 上弦の月
25
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コーヤ
雨あがり更に活き活き凛として微笑み立つや芍薬の花
22
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コーヤ
清純な心のままで咲き開く白の睡蓮心洗わる
17
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新座の迷い人
妻実家 甥より電話 心配し 義兄が言うに 金を送るとか
10
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中村
あの子より制服のスカートの襞がきれいってだけでもう十分なの
7
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九條千鶴
星空と見紛うばかり夏草に集いて光る蛍の姿
13
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このえ
夏や来ぬ 夕暮れ残るねつだまり 嗚呼 きみ在りし日々は何処や
11
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高松 蓮
黄昏の 歩道橋から 見る車列 赤と白との 光のライン
7
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さへき さうじん
不機嫌や鬱とも違うこの気分 霞がかりたるを如何に晴らさん
8
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まあさ
よどみなく 流れて行った 薫風に 取り残されて しまった私
16
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藍子
ハナミズキいつの間にやら緑なす若葉となりて季節は巡る
19
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紫草
溜まったもの吐き出すように喋る人わたし亀です黙しています
19
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あゆか
発掘で人骨五体出ちまった古墳時代の言葉で泣こう
7
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あゆか
キミよりも君の短歌と生きているお歌になっておしまいなさい
10
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クロネコ
涼やかに 萌木の葉音 響かせて 風が運ぶは 夏のおとづれ
6
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