詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
舞
いち日を終えてとぼとぼ家路ゆく吾が影のみを語る相手に
11
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灰色猫
風でした時の流れはフルートのなかを流れる旋律でした
18
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灰色猫
放課後の夏風そよぐカーテンに隠れかわしたふたりの秘密
13
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詠み人知らず
年ふりし漆の文箱そこ光り手を問ふごとく黒の厚みなす
15
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詠み人知らず
おとしもの拾うくらいの優しさの満ち欠けをする月とティーカップ
17
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詠み人知らず
枠組みをわたし自身でつくりたいわたしは玉虫色になりたい
7
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灰色猫
流星と名前をつけてあげました瞬きしたら燃え尽きていて
14
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大納言のりば
あかねさす日はやや長し松風に山茶花の影ゆるる思いよ
9
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詠み人知らず
出汁うまいカレェうどん食って来た 黄色い染みが証拠ほら見て
4
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詠み人知らず
何もつけず水で塩だけ蕎麦すすらす拘り過ぎ店わたし苦手
4
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近江の人
メープルがすっかり裸になり果てて天に指差し芽吹きの支度
6
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横井 信
君の味 子供の喜ぶ カレーライス みんな大盛り ご飯が足りぬ
12
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工藤吉生
うしろまえ逆に着ていたTシャツがしばし生きづらかった原因
10
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千映
秘め事は胸の小箱に収まらぬトランクルームにそっと移そう
16
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千映
お節用買ったごまめは調理せず寂しき口に摘まんでポンと
10
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灰色猫
陽だまりの命の守る訴訟です野良猫たちの勝利の春です
16
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灰色猫
君だけが信じてくれた憧れが冷めないうちに味わうポタージュ
17
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灰色猫
手作りのカレーを極めたあなたへとつづく行列できていますよ
16
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千映
どんと祭昨年あった諸々を火にくべ心機一転の日とす
10
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秋日好
B5版ノート二冊とコーヒーと君はこっそり応援している
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