KENのお気に入りの歌一覧
青き銀椀
吾が魂のありありとして新月の空深むるを今宵とは見む
14
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恣翁
秋立つも 高き陽 部屋に入り込みて 残暑の未だ去りやらぬ夕
15
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横井 信
ゆっくりとレールの音の消えて行く夏の終わりの夕焼けの空
14
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ななかまど
熱風に暑さ重ねる蝉しぐれ夕風吹けば秋のにおいす
13
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みをつくし
ガリ版で蝋原紙切り輪轉機 今ではパソコンプリントアウト
21
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名鈴
ゆく水は 次次流れ 替はれども 川は川なり 今も昔も
13
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滝川昌之
不摂生 違反切符の累積は 胃薬代となって支払う
15
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青き銀椀
放つ紙ヒコーキ風に乗り靑き視線の先のずつと先ゆく
9
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青き銀椀
葉桜のしきりに分かつ陽に陰にぽつかりひとつアキアカネ飛ぶ
9
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ななかまど
できるなら茄子と胡瓜の馬たちよ父母の好みし道帰らなむ
15
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名鈴
友呉れし 餞の星を 水脈引きに 船より眺むる 旅の空かな
15
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ながさき
世界中 どこを探して 歩いても 命にまさる 財宝は無し
13
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青き銀椀
ご先祖も帰りなさりて仰ぎ見る空立ち上がる八月の風
14
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青き銀椀
洗濯機 合掌するにまだ早しせめて此の夏回りておくれ
8
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鴇乃
金盞花 別れの悲しみ抱きしめて 冬は越せども夏は迎えず
6
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横井 信
まだ夏の香りをのせてゆく風に河原で聞いた秋のささやき
12
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横井 信
八月の夜の河原のせせらぎに暗く沈んだ夏の流星
15
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名鈴
墓石に 刻まるる年 いと若く 戦を知らぬ われ忝し
17
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青き銀椀
坊様も呼ばずに母の家訪ひてわれ経唱ふ盆深まほし
12
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青き銀椀
夏に果て拝む梵字の曼荼羅や猫の置き物へ話し掛ける
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