falconのお気に入りの歌一覧
紫苑
霧の谷さまよい歩くそのうたは不協和音をのこして消える
7
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天の邪鬼
選挙権あるのに投票しない人社会を嘆く資格などない
2
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リンダ
真っ黒なからだ寄せ合いカラス群れ柳の上から阿呆と嗤う
4
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1
「父親は生きてるんだ」と渡された住所頼りに着いたローソン
23
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伽羅香
初夏の頃 銀杏の古木葬られ 我が窓に二度と 秋の訪ふまじ
4
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螢子
美を追いかけ美が追いかける陶芸家好奇心の塊河井寛次郎
4
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螢子
国語辞典十二の春よりともにあり我が手になじみセピアにそまる
15
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紫苑
プラタナスの枯葉ひとひら纏はれば色なき風に音を恋ひしむ
8
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詠み人知らず
東條の頭部をはたく手のひらよわたしは貝よりそれになりたい
9
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ほたる
投票日 特別でもなく 嬉しくもなく夫婦で赴く 我にない平穏
1
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詠み人知らず
うたに載せ思い伝えるヤドカリの行くてに青き空と海と砂
8
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詠み人知らず
読みやすい中川一政双幅は素直な書体少年老い易く
2
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紫苑
テーブルに頬杖をつき鉛筆の指す一点をじっとみている
4
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浅草大将
夜の海に眠る真珠を採る海人よ汝が海松布の何処にやある
5
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粕春大君
行き合ひの空に涼風吹きそへり天地はじめて粛然とせむ
16
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紫苑
闇空に檸檬の月の浮かび居る乾いた目もて歌を詠みたし
7
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四季野 遊
夜を越えて思い続ける甲斐も無し便り無き夜の朝を数えて
4
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紫苑
路地裏にままごとをする子もなくて赤まんまは風にひとり揺れており
6
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たんぽぽすずめ。
詠み上げる いずこに風や大空を囁く君は 自由人なり
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只野ハル
虫の声沁みる静けさ長き夜に泣き虫ひとり声を殺して
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